施設基準

施設基準とは、医療法で定める医療機関及び医師等の基準の他に、健康保険法等の規定に基づき厚生労働大臣が定めた、保険診療の一部について、医療機関の機能や設備、診療体制等の基準を定めることにより、病院において、安全面やサービス面等を評価したもので、保険診療における診療の質を確保するために設けられています。

当院の基準は以下の通りとなります。

基本診療料の施設基準【令和4年9月1日現在】

開放型病床について

当院は開放型病院の認可を受け、開放型病床を5床整備しています。 この開放型病床とは「患者さんのかかりつけ医師と当院の医師が共同で診療を行うことができる病床」です。 治療効果をあげるためには、

  1. 患者さんの自覚症状と病歴の情報
  2. かかりつけ医師からの入院以前の情報
  3. 入院後の検査等による情報

などが必要であり、それぞれの情報の統合結果で、最善の治療が選択されます。 現在、セカンド・オピニオン(診療治療に第三者である別の医師の意見を聞くこと)という言葉がありますが、この開放型病床はセカンド・オピニオンの実践の場といえるでしょう。 当院は平成23年1月1日付で「開放型病院(5床)」の認可を取得しました。 このシステムは、病院の施設や機能を事前に登録した医師(開業医)に開放し、登録医の先生方が診察している患者さんが、入院治療や手術が必要になった場合、当院に患者さんをご紹介頂き、入院しながら共同で治療に当たるという診療システムです。 現在、熊本市内の26人の先生方が登録され、共同指導に当たられています。

個人情報保護方針

当院では、患者様と確かな信頼関係を築き上げ、安心して医療サービスを受けていただくためには情報の安全な管理は重要と考えており、個人情報の適正な取扱いに全力で取り組んでまいります。 個人情報の利用については、原則として、本来の利用目的の範囲を超えて利用及び第三者への提供は行いません。但し、次の場合には行うことがあります。

  1. 患者様が開示を了解しておられる場合

  2. 法令等により提供を要求された場合

  3. 当法人の利用動向調査や学術的分析のために収集した統計情報(個人を識別あるいは特定できない状態に加工して利用)

  4. がん対策基本法及び専門医制度と連携したデータベース事業に基づいたがん登録への情報提供、がん検診事業への情報提供を行い、予後についての情報収集のための情報提供、個人 情報を第三者へ提供する場合は、その必要性を慎重に吟味し、できる限り個人情報を保護するように努めると共に、相手方に対して個人情報が保護されるよう申し入れを行います。

  5. 個人情報とは
    氏名、生年月日、住所等により特定の個人を識別できる情報のことをいいます。

  6. 個人情報の開示について
    ご自身の診療記録の閲覧等をご希望の場合は、担当医師にお申し出ください。

  7. 個人情報の訂正・利用停止について
    当院が保有する個人情報が事実と異なると思われた場合は、内容の訂正・利用の停止を求めることができます。

  8. 個人情報の利用目的について
    個人情報は、本人の同意を得ている場合や法令で定めがある場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて利用することはありません。利用目的の詳細は次の「個人情報の利用目的」のとおりです。