乳腺科では乳腺専門医、病理診断医とともに乳腺診療と手術、化学療法に精通した看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師でチーム医療を実践しています。
診断から手術、ホルモン療法や化学療法まで一貫した診療体制を整え、乳がんの早期発見・早期治療に努めています。
混雑の緩和と待ち時間短縮のため、平成6年4月より予約制を導入いたしました。予約サイトまたは予約専用電話にてご予約のうえご来院いただきますようお願いいたします。
上半身を検査着に着替えていただきますので、上下別々の洋服でのご来院をお願いします。
乳がん検診には以下の種類があります。ご年齢や症状の有無などによってご希望の検診をお選びください。
マンモグラフィー | 超音波検査 | 医師の診察・結果説明 | |
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公費検診 | 40歳以上 2方向 50歳以上 1方向 |
× | × 結果はヘルスセンターより郵送 |
自費検診 | 2方向 | ○ | ○ |
保険診療 | 2方向 | ○ | ○ |
熊本市に住民票がある方は40歳以上で当該年度に偶数年齢になる方。
エコー検査を追加することも可能です(別途料金がかかります)。
当院は精密医療機関です。自己検診目的の保険診療はお受けしておりません。
症状のない方のマンモグラフィー・超音波検査を含む診察は自費検診になり、費用はおよそ8250円です。
紹介状をお持ちの方、症状のある方は保険診療になります。
マンモグラフィは専用のX線撮影装置で乳房を圧迫して撮影をします。 圧迫により痛みを感じることがありますが、乳腺の病気の発見にはとても有効です。
しこりとして触れるようになる前の早期の乳がんに伴って発生する石灰化の発見や、脂肪の多い乳房でのしこりの発見に効果的です。
乳房にジェルを塗り超音波を発する器具を当てて乳房内部から跳ね返ってくる超音波画像を調べます。
一般的に年齢の若い方に多い高濃度乳房での病気の発見に有効で、マンモグラフィ検査と相補う検査法です。
コンピューター断層撮影(CT)は身体の周囲からX線を回転しながら照射しコンピューター処理をすることで身体の断面像を撮影する検査です。
当院のマルチスライスCT検査は被ばく低減技術が搭載されており、高速で精度の高い検査が可能です。